



風景が
生まれる美術館
青い海と緑深い山が作り出す海沿いの町、宮城県石巻市雄勝町。
東日本大震災によって津波の影響を受けた雄勝町の、
海岸を囲うように建設された長く大きな防潮堤。
風景の中に一本の灰色の線を引いたように、海と山を隔てている。
その無彩色な壁にアーティストが色を与え、絵画に変容していく。
美しい海と山と海岸線の美術作品が調和した、風景が生まれる美術館。
青い海と緑深い山が作り出す海沿いの町、
宮城県石巻市雄勝町。
東日本大震災によって
津波の影響を受けた雄勝町の、
海岸を囲うように建設された
長く大きな防潮堤。
風景の中に
一本の灰色の線を引いたように、
海と山を隔てている。
その無彩色な壁に
アーティストが色を与え、
絵画に変容していく。
美しい海と山と海岸線の
美術作品が調和した、
風景が生まれる美術館。
海岸線の美術館について


場所
雄勝防潮堤美術館は、
宮城県の仙台駅から車で1時間15分、
三陸のリアス式海岸沿いにある石巻市雄勝町にあります。
リアス式海岸で育まれる帆立や牡蠣、雲丹や鮑、
以前は国産の 9 割を誇った硯(すずり)。
緑深い山々と海が作り出した、美しく豊かな町です。
2011 年 3 月 11 日、東日本大震災で津波の被害に遭い、
町の 8 割が壊滅しました。
約 4,000 人いた人口は現在 1,000 人ほどになり、
65 歳以上が 57.11%( 令和 2年 3月 31 日現在 ) にのぼる超高齢地域となっています。


コンセプト
海岸線の美術館は、雄勝の海岸線沿いにある高さ 10m、
長さ 3.5km の防潮堤や建物などの屋外に芸術家が壁画作品を描き、
その美術作品が豊かな海や山と調和することで雄勝でしか
体験できない唯一無二の風景を生みだします。
今後さまざまな場所に描かれていく壁画を、
海岸線沿いを巡りながら鑑賞することで
雄勝の魅力を隅々まで堪能できる美術館になることを目指しています。
そして、雄勝の住民の方の日常生活にあたらしい色を与え、
今まで雄勝に来た人やこれまで来たことがない人の訪れるきっかけになる。
震災から 11 年経った今、新しい未来に向かっていくために、
さまざまな人が訪れ関係人口が増加していくという
サイクルが生まれる一助に美術館がなっていくことを期待しています。
コンセプト
海岸線の美術館は、雄勝の海岸線沿いにある高さ10m、長さ3.5kmの防潮堤や建物などの屋外に芸術家が壁画作品を描き、
その美術作品が豊かな海や山と調和することで雄勝でしか体験できない
唯一無二の風景を生みだします。
今後さまざまな場所に描かれていく壁画を、
海岸線沿いを巡りながら鑑賞することで
雄勝の魅力を隅々まで堪能できる美術館になることを目指しています。
そして、雄勝の住民の方の日常生活にあたらしい色を与え、今まで雄勝に来た人やこれまで来たことがない人の訪れる
きっかけになる。
震災から11年経った今、
新しい未来に向かっていくために、
さまざまな人が訪れ関係人口が増加していくというサイクルが生まれる一助に美術館がなっていくことを期待しています。

館長あいさつ
こんにちは。海岸線の美術館館長の髙橋窓太郎です。
2019 年にはじめて雄勝に訪れてから早 3 年が経ちました。
毎月のように雄勝に行って、雄勝の住民のみなさんとお茶やお話しをしたり、
豊かな自然を見たり、海の幸を堪能したりと今では雄勝が第二の故郷です。
そしてこの雄勝の魅力をいろいろな人に知ってもらいたいと、
この 3 年間防潮堤をキャンバスに壁画を描き , 美術館にしていくという計画を進めてきました。
海岸線の美術館は、
- 雄勝の海岸沿いにある防潮堤や建物などの屋外に芸術家によって壁画を描いてもらいます。
- 今後さまざまな場所に描かれていく壁画を、各地区を巡りながら鑑賞することで
雄勝の魅力を隅々まで堪能できる屋外美術館になることを目指しています。 - 壁画作品は、雄勝の四季の移ろいや時間帯によって見るたびに作品の見え方が変わります。
また、経年による色味の変化も見据えて作品の構想・色彩構成を行うので、
屋外作品ならではの土地と密接な作品鑑賞を楽しむことができる美術館です。
館長あいさつ
こんにちは。
海岸線の美術館館長の髙橋窓太郎です。
2019 年にはじめて雄勝に訪れてから
早3年が経ちました。
毎月のように雄勝に行って、雄勝の住民のみなさんとお茶やお話しをしたり、
豊かな自然を見たり、海の幸を堪能したりと今では雄勝が第二の故郷です。
そしてこの雄勝の魅力をいろいろな人に
知ってもらいたいと、
この3年間防潮堤をキャンバスに壁画を描き,美術館にしていくという計画を進めてきました。
海岸線の美術館は、
- 雄勝の海岸沿いにある防潮堤や建物などの屋外に芸術家によって壁画を描いてもらいます。
- 今後さまざまな場所に描かれていく壁画を、各地区を巡りながら鑑賞することで雄勝の魅力を隅々まで堪能できる屋外美術館になることを目指しています。
- 壁画作品は、雄勝の四季の移ろいや時間帯によって見るたびに作品の見え方が変わります。
また、経年による色味の変化も見据えて作品の構想・色彩構成を行うので、
屋外作品ならではの土地と密接な作品鑑賞を楽しむことができる美術館です。
コレクション
#1
壁画モチーフは、震災時に旧雄勝中学校の校舎に唯一生き残った 1 本の桜「奇跡の桜」。 この壁画は桜のストーリーや姿を生徒とアーティスト安井鷹之介が共同で校舎内に壁画を制作することを通じて、 後世に残していくというものです。 また、壁画制作に係るプロセスを通じて” 地元と母校に対する愛着をさらに深く根付かせてほしい” という願いがあり、奇跡の桜と自身を重ねて” 存在痕跡を残す” 作品となっています。

壁画制作アーティスト 安井鷹之介
1993 年 愛知県生まれ 2018 年 東京藝術大学彫刻科卒業。 MAHO KUBOTA GALLERY 所属。 東京藝術大学彫刻科に在籍時、 ミケランジェロやロダンなど古典から近代までの彫刻を深く掘り下げて学び、 一方で主に欧米の現代アートの潮流に触れる。 学生時代から制作を始めた石膏と布で造形した彫刻で注目を集め、 このオリジナルな手法を用い独特のボリューム感を持つペインティングも制作する。 同世代の多くのペインターが絵具の質感で勝負するところ安井は絵画の支持体に彫刻の手法で アプローチする戦略で唯一無二の表現を確立しつつある。 日本人離れしたセンスと現代的で開かれた表現が幅広い層の共感を呼んでいる。


COMMING SOON
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#2

雄勝湾に面した、みうら海産物店の裏手にある防潮堤の壁面に、7.5m×54.6m の壁画を制作予定。

壁画制作アーティスト 安井鷹之介

壁画コンセプト
僕が雄勝に初めて訪れてから3年ほどの ほぼ毎月の往来の中で、この町の 「住まう人の”手入れ”によって営為が紡がれ、町に美しさを帯びている」というところが好きになりました。 土地を手入れし花を咲かせ、家を手入れし長く暮らす。 道具を手入れし魚を取り、自然を手入れし文化と共存する。 雄勝の人の生活をのぞかせてもらうと、 彼らにとっては日常的ななんでもない所作の一つ一つにとてつもない色気と羨ましさを抱いてしまいます。 そのような”手入れ”の姿を壁画の1番のテーマとしつつ、その中でも現在考えている構成として、
- 絵の背景には、山を抜けるごとに表情を変える地区や浜の印象を、空と海の色の切り替わりによって表現したいです。
- 3ヶ月の制作期間を過ごすうちに様々な交流があると想像しており、現地でのコミュニケーションにより絵の内容は 変わっていくことを前提としています。
このイメージ画像はあくまでベースのような役割で、絵の最前層の要所にはたくさんの人にモデルをお願いし、 人が営み勤しむ美しい姿を匿名的に描きたいと考えております。 そして会話の中からインスパイアされた、各々の歴史に基づく風景やモチーフを描き足しながら、 この土地に密接して根付く壁画を作りたいです。 そして出来上がる壁画が、雄勝に幾多ある”手入れ”の中の一つになればいいなと思っております。 安井鷹之介
海岸線の美術館今後のスケジュール
海岸線の美術館
今後のスケジュール





2022年
- ■7月
- 7/30 1st クラウドファンディング開始(2 枚目の壁画制作資金集め)
- ■8月
- 8/31 1stクラウドファンディング終了
- ■9月
- 9/17-19防潮堤壁画下地制作イベント、小学校壁画特別公開
- 9/20-2枚目の壁画の本制作開始(防潮堤)
- 9/24,25 10/1,2小学校壁画特別公開
- ■10月
- 10月末道の駅で開催の海産物祭りに合わせて壁画制作公開
- ■11月
- 11/26-27 壁画完成披露会開催、海岸線の美術館オープン
2023年
- 防潮堤 1 枚目の壁画定期コンディションチェック(春・秋)
- クラウドファンディング(コミュニティ / 場所づくりの資金集め)
- 2枚目壁画洗浄イベント(春・秋)
- 3枚目の壁画制作
※計画の日程変更の可能性はございます。
アクセス

